障害者手帳取得のこと

正式には、

精神障害者保健福祉手帳

と呼ぶそうです。

 

私は2級を取得しました。

大体の方は同じように思うと思いますが、それは抵抗がありました。

自分が障害者であるという証明書の発行なんですね。

家族などに相談しても予想通り反対されましたが、働きながらでも配慮を得る根拠になるのでこれは欲しかったのです。

で、かかりつけの精神科医にお願いして診断書をいただきました。

お医者さんによるともうのですが、事情を話すと快く書いてくれました。

障害福祉窓口」で相談されると手続は大抵丁寧に教えてくれます。

審査を経て1月程度で手帳は発行されます。

 

さて、手帳を手にしたあとの感想ですが「黙っていれば誰にもわからない」

ということは事実でした。

 

①手帳を持つメリットについて

これは市町村によっても、等級や収入によってもかなり差があるのは事実ですが自分が受けているメリットについて記しておきます。

・医療費の補助がある

 わたしの場合は、医療費の助成(支払額の上限)があり、とても助かっています。

 1月の自己負担額は数百円であとは補助があり、県外であっても事後申請すれば、の

 ちに返金される仕組みです。

・公共交通機関等さまざまな割引がある

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特にバス、船舶などの割引は半額が多くて助けられています。

精神疾患を持つと出歩くことはあまり無くなると思いますが、もとに戻るためにリハビリとして有難く利用させていただいています。

・節税になる

 

www.nta.go.jp

収入は精神疾患を持つと激減することが多く、これにも助けられます。

ただ、年末調整に障害者と書かざるを得ず会社には、ばれてしまいます。

自分はオープン就労にしましたが、困る方は確定申告をする手もあるとか。(これは未確認です)

・就労する際に配慮の根拠となる

自分で言うのもなんですが、表向きではあります。

はい。表向きですから過度な期待は禁物ですね。 運転だけは止めてもらいました。

障害者雇用を利用できる

求職中は通常と違う就活ができます。 大手企業なども採用をしているところがあります。

無理なく働くならこれかと実感しました。

②手帳を持つデメリットについて

・手帳所持をオープンにするか否か

オープンにしなければデメリットなどないに等しいと言えます。

オープンにすることで社会的弱者である根拠となります。 だだ、人は弱者に対して本当に寄り添うことができるのか。

と、いうことです。

これは「はい」ともいえるし「いいえ」ともいえます。

要は相手によりけりと言うことです。

心無い言葉に傷つくこともあるかもしれません。 それは割り切ることが必要と感じました。